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FAOとEUがイエメンに設置した最初の自動化された海上ステーションがアデンの港で運用を開始

国連食糧農業機関(FAO)と欧州連合(EU)は、イエメン民間航空気象局(CAMA)と緊密に協力し、アデン港に自動海洋気象観測所を設置した。この海洋観測所はイエメンで初めてのものである。この観測所は、気象データ収集方法を改善するために欧州連合の財政支援を受けてFAOが同国に設置した9つの近代的な自動気象観測所のうちの1つである。洪水、干ばつ、竜巻、熱波などイエメンの農業に壊滅的な損失をもたらす気候ショックの頻度と強度が増す中、正確な気象データは天気予報を改善するだけでなく、効果的な天気予報システムの構築にも役立つ。早期警報システムを設置し、深刻な食糧不足に直面し続ける同国の農業部門の対応を計画するための情報を提供する。新たに設置された観測所で受信されるデータからは、状況情報も得られる。
いつ海に出られるかについてのリアルタイムの気候情報がないため、命を落とす可能性のある10万人以上の小規模漁師が直面するリスクを軽減する。最近海洋ステーションを訪れた際、イエメンのEU代表部の協力責任者であるキャロライン・ヘッドストローム氏は、海洋ステーションがイエメンの農業生計に対する包括的なEU支援にどのように貢献するかを指摘した。同様に、FAOイエメン代表のフセイン・ガッダン博士は、農業生計にとって正確な気象情報の重要性を強調した。「気象データは人命を救い、漁師だけでなく、農家、農業に携わるさまざまな組織、海洋航行、研究、気候情報に依存するその他の産業にとっても重要です」と同氏は説明した。ガッダン博士は、食料不安に対処し、最も脆弱な世帯の回復力を強化するためにイエメンで過去および現在にわたってEUが資金提供しているFAOプログラムに基づくEUの支援に感謝の意を表した。 CAMA会長は、イエメン初の自動海洋気象観測所の設置を支援してくれたFAOとEUに感謝の意を表し、この観測所はFAOとEUの協力で設置された他の8つの自動気象観測所と共に、イエメンの気象と航行を大幅に改善するだろうと付け加えた。イエメンのためのデータ収集。7年間にわたる紛争の影響に苦しむイエメンの人々は数百万人に上るが、FAOは、経済回復を促進しつつ、深刻なレベルの食料・栄養不安を軽減するために、農業生産性の保護、回復、そして生計機会の創出に向けた緊急の行動を引き続き呼びかけている。

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投稿日時: 2024年7月3日